初めての同棲、初めての二人暮らし。二人暮らしには、実家暮らしや一人暮らしの時には必要なかった、様々なことをしたり気をつけたりして生活しなければなりません。
ここでは、実際に初めて二人暮らしをした人の感想のなかから、多くの人にあてはまりそうなものを拾ってご紹介します。
■色々なことに「気を抜けない」
実家暮らしならいわずもがなですが、一人暮らしでも、部屋のなかではもちろん他人の目はありませんから、色々気を抜いた生活が出来ていたと思います。
たとえば、服装。実家であれば、時にはいつまでもパジャマでいたり、部屋着でボロボロのジャージを着ていても平気ですよね。一人暮らしでも同じだと思います。
それが、二人暮らしでは、朝目覚めた瞬間から他人の目にさらされるのです。
しかも大好きな人の。間違ってもボロボロのジャージは着れません。
また、特に実家だった人は洗濯や炊事は母親がしてくれていたかもしれませんが、二人暮らしでは何もかも自分でしなければなりません。
しかも二人分です。必然的に、(よくもわるくも)マイペースでは暮らせなくなります。
あと、大きいのは掃除でしょうか。
相手の衛生観念にもよりますが、二人暮らしでは相手が不快に思わないように気をつける必要があるので、掃除に手を抜いていた人は頑張らなければならないかもしれません。
色々な面で少し窮屈になると言えます
■ガマンや譲歩もかなり必要
今まで生きてきた背景がまるっきり違う人間同士が二人で暮らすのですから、ガマンしなければならないことや、譲歩しなければならないことがたくさんあります。
特に、一人暮らしの時と違うのは、相手がいるので時にはケンカをするという点です。
賃貸でケンカをすることがたび重なると、まわりの部屋の住人からクレームがきたり、大家や管理会社に通報されてしまう場合がありますので注意が必要です。
■一人ではない幸せを感じることが出来る
二人暮らしをしていた人の多くが、相手のいる「幸せ」を感じることが出来ると言っています。
お互いに困った時には助け合えますし、たとえば家事、炊事や掃除、あるいは仕事でも、頑張った時には褒めてもらったり、「ありがとう」と感謝の言葉をかけてもらえます。れは、実家暮らしや一人暮らしでは感じることが出来ない幸せです。
このように、二人暮らしにはメリットもデメリットもありますが、二人暮らしのデメリットをすべて避けようとすると同棲はおろか結婚もできません。
それよりメリットに目を向け、多少のデメリットには目をつぶって、二人暮らしを楽しみましょう。