初めての同棲。同棲向けの物件は、住み始めてからの生活を色々と想像してみて、条件を考えることが大事です。
何も考えずに決めてしまうと、実際にすんでから色々と後悔するようなことにもなりかねません。
どんな点に気をつけて候補の物件を比較し、絞り込んで行けばいいのか、はずせないポイントをご紹介します。
■バス・トイレを別にするかどうか
バス・トイレが別の物件は、一緒の物件よりも家賃が高めのことが多いので、ついつい「一緒でもいいよね!」と考えてしまいがちですが、ここは二人で相談したいところです。
想像してみてください。どちらか一人が入浴している間中、もう一人はトイレを使えないとしたらどうでしょう。
特に女性の場合入浴時間が長くなりがちなので、男性が不自由することになります。
平日は二人の生活時間が全然違うので心配ない、という場合やお風呂中でもトイレを使えるという二人なら別ですが、そうでなければ別の方が便利なことは間違いありません。
■キッチンはガス?電気?二口ある??
同棲で、きちんと食事を作りたいと考えている場合は、キッチンの使い勝手が非常に大事になります。
電気コンロは火力が弱いですし、一口だったりするとパスタを作るのにも不自由することになります。
自炊するなら、ガスかIHコンロで二口あるのは必須です。
また、キッチンスペースはなるべくゆとりがある物件がおすすめです。
同棲で、しかも自炊をするとなると、必然的に冷蔵庫は大きめになりますし、もろもろの道具も多くなります。逆にいえば、キッチンスペースが広くて困ることはありません。
■間取りは、できれば二部屋ある方がいい
次に、具体的な間取りですが、できれば二部屋ある物件を選びましょう。いくら大好きな相手と住むからといって、ワンルームや1Kでは一人の空間がまったく持てません。収納のあるなしにもよりますが、ほぼいつも隣にいるような感覚でしょうか。ケンカをした時など、一人になりたい時には、どちらかが部屋を出て行かなければならなくなります。家賃が少々あがっても、のちのちの事を考えれば二部屋ある物件がおすすめです。または1DKでも、ダイニングにそれなりの広さ(6畳程度)があり、きちんとドアなどで仕切れる物件ならいいかもしれませんね。
同棲は、他人同士が同じ部屋に住むので、プライバシーやプライベートが最低限守れる物件を探すことが大切です。今挙げたほかにも、二人それぞれで譲れない条件など、よく話し合って物件を決めることが重要です。