初めての同棲、期待に胸がふくらみますね。大好きな人と、24時間一緒の生活。
本当のパートナーになれたような気がしませんか?でも、実際に同棲生活を体験したカップルが、別れてしまうケースもめずらしくありません。
性格の違う他人同士が一緒に生活するという点において、事前にいくつか気をつけることがあります。
■生活習慣の違いに気をつける
食べ方、飲み方からゴミの捨て方、水や電気の使い方など、生活習慣の違いからもめるのはよくあるパターンです。特にゴミの捨て方、水や電気の使い方などエコに関する問題については、意識のありようによって個人差が大きく、またあれこれ気を使う人の多くは性格的に頓着しない人がゆるせないので、つい口うるさくなってしまいケンカになるなど、もめる原因になります。
いびきがうるさい、ところかまわずおならをする、なども小さいことですがよく聞く話です。こういった小さなことも一緒に生活する上では大きな問題になるのです。
■掃除に関する意識の違いに気をつける
カップルのどちらもが潔癖症というケースならいいのでしょうが、どちらかの性格が潔癖症で、どちらかの性格がずぼらだったりすると、掃除や衛生観念が原因でもめがちです。
また、男性がずぼらで女性が潔癖というパターンはまだいいのですが、まだまだ女性が掃除をすることが多いケースが多いので、逆のパターンは特にもめがちなので気をつけましょう。
■プライバシーやプライベートの扱いに気をつける
同棲したら、いつでも二人一緒がいいという人もいれば、たとえ大好きな人と同棲しても、自分一人の空間が必要、という人もいます。
他人同士が一緒に暮らすわけなので、プライベートな空間が欲しければ、そもそもの物件探しからそのことを念頭において間取りを決めましょう。
プライベート、プライバシーについての考え方も個人差がありますので、同棲する前に確認しておきましょう。
■趣味や嗜好の違いに気をつける
同棲してみて、見るテレビ番組や映画・音楽の趣味嗜好が合わなくてもめた、という話もよく聞きます。
一緒に過ごす幸せなはずの時間に、見たいテレビ番組がまったく合わなかったりすると、相手の趣味に付き合う方が苦痛ですね。
それぞれに部屋があってテレビやオーディオは別、という場合は良いですが、そうでなければ別れる原因になってしまうほど、趣味嗜好の違いは大きなものです。
他人同士が一緒に暮らす同棲は、たった一つでも許せないことがあると、特に生活に関わる問題なのでお互い譲れず、もめる原因になるケースがあります。
お互い隠していた部分や見えなかった部分が露見してしまいますし、多少のもめ事は避けて通れないとも言えます。
ただ、事前に気をつけることを確認しておけば、避けられるものも多いので、同棲を始める前にきちんと確認できるところは確認しておきたいところです。